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と共に新しく住宅・商業地域として開発が計画されいる。
この地域の南北を挟むように並行してヘビーレールの鉄道があり地域内にはそれぞれ5駅、7駅(平均駅間距離1.6〜1.4km)が設置され電車が運行している。地域内輪送は電車を運行するメトロ社が分担すべき範囲であるが、新規開発地域やオリンピック施設又オリンピック終了後の住宅地等をこまめにサービスする補助交通機関としてLRTは有効な手段と考える。
LRTはCBD付近からメトロ線に乗り入れ同一線路を走行し既存駅以外の新規開発地域に設けた短区間駅を主体にメトロの電車サービスの合間を縫ってサービスし、オリンピックメインスタジアムを含む地域に至って新設のLRT専用線によるサービスを行うとするものである。
区間延長約14km

 

各ルートは何れも2〜4km、クレンブルグ経由線でも14kmと短いが、各線をCBDで結び有機的に運用することで、総延長約27kmの効率的なネットワークを形成することができると考える。

 

 

 

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